サカタ交配 ブラックのジョー南瓜(カボチャ)
【店長より】
●種まき:露地栽培で3〜4月。低温では発芽しませんので3月以前の早蒔きは発芽温度にご注意ください。逆に遅蒔き過ぎると着果しにくくなります。ただし、暖地では8月上中旬蒔きの抑制栽培も収量は落ちますが可能です。詳しくは下図をご覧ください。
●小袋は約10粒入りです。2粒蒔きで約5株分できます。メーカ元詰めの100粒以外当店で小分けした説明書入りです。
●サカタの新品種です。黒皮で内部は濃い黄色、見栄えが非常によいホクホクカボチャです。草勢が強いので元肥を少なめにし、追肥で育てるようにするのがポイントです
●こちらもご覧ください。
【特性】
?成熟日数45〜50日の黒皮大玉品種。
?草勢は極めて強いが、雌花がよく着生し、着果性が優れる。
?葉は収穫期まで丈夫に保てる。
?果実は偏円形で2.0kg前後。果皮は濃い黒緑色で貯蔵後の変色が少ない。
?果肉は黄橙色。粉質で甘み強く食味が優れる。
【適応性】
露地栽培、抑制栽培に適応します。整枝栽培では春作では子づる2本、抑制作では1本の仕立て方が適しますが、整枝を行わない放任栽培にも適応します。低温条件下では偏平果やサイズ不良の恐れがあるため、比較的遅い作型での栽培が推奨されます。
【栽培のポイント】
栽培密度は畝幅3.5〜4.0m、つる間隔35〜40cm(2本仕立てや放任栽培では株間60〜70cm)を標準とします。施肥量は土質や前作の残効を考慮して決定しますが、「ブラックのジョー」は草勢が極めて強いため、 緩効性肥料を主体とした施肥設計が推奨されます。標準施肥量の目安として10aあたり成分で窒素10kg、リン酸20kg、カリ15kgを施します。低温期に栽培する場合は、定植する圃場の地温が15℃以上確保できるよう播種時期を調整するとともに、早めにマルチ張りやトンネルの設置を完了します。