一代交配 シャキサラ(サラダみずな)
【店長より】
●種まき:地域によって作型が異なりますので、下図を含め参考程度としてください。
《サラダ用小株どりの場合》暖地では、露地で桜が満開の頃(4月)から10〜11月頃が蒔き時です。梅雨〜夏場は雨よけ栽培をしてください。ハウス栽培では周年栽培が可能です。
《大株どの場合》8月下旬〜9月が適期です。
●小株どりの場合、坪あたり500〜1000株ですから、小袋1袋(6ml)で約1坪、18mlで約4坪分位蒔けます。大株どりの場合は多分その5倍〜10倍位の面積をまかなえるでしょう。土地の条件・水分・天候などにより蒔く量を加減してください。
※当店で制作した説明書入りの袋でお届けいたします。
●F1です。小〜大株どりに広く対応していますが、特にサラダ用として小株若どりに最適な品質が特長です。色白で、アクが少なく、味の自己主張も弱いので、どんな料理にも向く万能性がポイントです。とくにF1なので夏場の均質性や揃い、徒長しにくさがこの品種をオススメする理由です。家庭菜園はもとより、プロ用として最適な品質をもっています。
●非結球アブラナ科の漬け菜として、小松菜や水菜などの菜類と全く同じ考えで栽培できます。
(1)夏場は種まき後1ヶ月程度で収穫できます。
(2)ホウレンソウと逆で暖かい気候を好みます。冬場の低温期はトウ立ちが問題になるので厳寒期の栽培は必ずトンネルやハウスなど被覆下で行なってください。
※トウ立ちに関してこちらをご覧ください。
(3)アオムシ、コナガ、ハダラメイガなどアブラナ科を選んで食害する虫の害が問題になることがあります。アブラナ科以外の野菜との混植(コンパニオンプランツ)や防虫ネットなど、工夫を凝らせば栽培期間が短いので減農薬で楽しめます。
●こちらに非結球アブラナ科の漬け菜について詳しく書きましたので参考にしてください
【特 性】
(1)本種は、小〜中株どりに適する早生の一代交配種である。
(2)生育は中位で、夏場の高温時でも比較的徒長しにくく、収穫巾が広い。
(3)棄軸は極めて細く、きれいな白色に仕上がる。
(4)葉は淡緑色で、葉巾は細く、多数の欠刻がある。
(5)株張りは良く、大株どりにも利用できる。
(6)歯ざわりや香りが良く、煮物・浅漬け用をはじめ、生食のサラダ用としても最適である。
【栽培の注意】
高温時の小〜中林どリ栽培では、湛水のしすぎに注意し、徒長させない様に心掛ける。
※2014/7/1より価格が改定されました。 新種は7月より順次入荷予定です。