わさび菜
【店長より】
●種まき:暖地〜中間地で藤の花の咲く頃(4月)から10月頃が蒔き時です。地域によって作型が異なりますので、下図を含め参考程度としてください。
●坪あたり500〜600株ですから、小袋1袋(6ml)で約1〜2坪分蒔けます。土地の条件・水分・天候などにより蒔く量を加減してください。
※当店で制作した説明書入りの袋でお届けいたします。
●葉からし菜より舌ざわりが柔らかく、わさび風味の漬け菜です。小さすぎても、また、大きすぎてもこのピリカラ感は弱まるので、20cm〜25cm位の若どりが美味しいと私は思います。「えぐみ」が少ないので、若い内は生で美味しくいただけます。わさび菜の一夜漬けは娘の大好物です。九州と言えば高菜漬けですが、白菜漬けやこの高菜漬より美味とのことです。
●非結球アブラナ科の漬け菜として、小松菜や水菜などの菜類と全く同じ考えで栽培できます。
(1)夏場は種まき後1ヶ月程度で収穫できます。
(2)ホウレンソウと逆で暖かい気候を好みます。冬場の低温期はトウ立ちが問題になるので上記の播種期を守り、被覆なしの露地では、種まきは避けましょう。
※トウ立ちに関してこちらをご覧ください。
(3)アオムシ、コナガ、ハダラメイガなどアブラナ科を選んで食害する虫の害が問題になることがあります。アブラナ科以外の野菜との混植(コンパニオンプランツ)や防虫ネットなど、工夫を凝らせば栽培期間が短いので減農薬で楽しめます。
●こちらに非結球アブラナ科の漬け菜について詳しく書きましたので参考にしてください。
【特 性】
(1)本種は、からし菜の一種である。 (2)草姿は立性で、葉緑部は切れ込みが深く、縮れている。 (3)菜は大型で柔らかく、葉色は緑色で光沢があり、葉肉厚く日持ちが良い。 (1)食味はピリッとした辛味があり、風味豊かで、サラダや漬物、又焼肉等にまいて食べると美味しい。装飾野菜としても利用できる。 (5)耐暑性・耐寒性に秀れ、生育旺勢で作り易い。
【栽培上の注意】
高温期の栽培では、虫害に注意して栽培する。
※ 新種は7月より順次入荷予定です。