一代交配 オーラム (ズッキーニ/南瓜)
【店長より】
●種まき:一般または暖地の露地栽培で3〜4月です。ズッキーニは特に普通のカボチャより高温着果性が劣るので、遅まきはしない方が賢明です! また低温では極端に発芽が悪くなります。3月以前の種まきは低温では発芽温度にご注意ください。地域によって作型が異なりますので、参考程度にしてください。
※オーラムは良いズッキー南瓜ではあるのですが、表皮の色艶がより良く、やや小ぶりで形が良い神田種苗のゴールディーボーを当店では主力品種としてオススメしております。よろしければこちらをご覧下さい
●早蒔は露地での地温の確保が難しいのでポット育苗、4月中旬以降だと、2〜3粒蒔きの直播がオススメです。
●ヅッキーニの特長はつるがないことです。普通のカボチャの1/3〜1/4の面積で栽培できます。非常に作りやすいと思います。ただし先に述べたように高温に弱く、葉が密植状態になるので水はけや風通しが悪いとまずいです。十分高畝にし、条間をやや広く取ってください。
※ところで、オーラムとダイナーと混植した方がどちらも着果性が良くなると聞いたことがあります。ご参考までに。
●カボチャ一般の特性についてはこちらをご覧ください。
【特 性】
?果皮は美しい濃黄色。
?草姿は完全なつるなしで、節間が極めて詰まる。
?濃緑果皮の「ダイナー」の姉妹品種で、雌花の着生がよく連続して収穫できる。
?面積をとらないので、家庭菜園にも好適。
?交配後4〜6日、果径4cm、長さは20cm前後が収穫適期。
?料理法は、肉類との油炒めが相性よく、そのほか、揚げ物や煮物など、各種の料理に使用できる。
【栽培の要点】
?栽植株数は10a当たり1,200株が目安。
?本葉4枚までの苗を定植し、植え傷みを防いで、初期の生育を順調に促す。
?増収のためには、収穫始めより2〜3回の追肥を行って果実の肥大を促進し、後半まで草勢を維持する。