タキイ交配 フルーピーレッドEX(赤パプリカ)
【店長より】
●種まき:一般または暖地の露地栽培で2〜4月です。ピーマン類は育苗日数がかかります。また、発芽適温は意外に高めです。3月以前の種まきは低温では発芽しにくいので発芽温度(地温)にご注意ください。地域によって作型が異なりますので、参考程度にしてください。
●小袋は約27粒入っています。タキイ元詰め小袋でお届けいたします。
●一般にカラーピーマンをパプリカと呼び、未熟果である(緑色の)ピーマンと区別しています。しかし、未熟か完熟かの違いであり、野菜の本質や栽培方法は全く同じなのでもっと気軽に栽培していただきたいと思います。この品種だって、青いままピーマンとして食べてもとってもオイシイですよ!
●前置きが長くなりましたが、カラーピーマンとしてこの品種をオススメする理由は開花から収穫までがかなり短い!ということです。だから、ピーマンからカラーピーマンに変身する時間が短くて済みます。
果実への養分の供給時間がへるので木に負担がかからなくなり、成長の管理が楽になると言うことです。さらに、負担が減るので、次の果実が結実しやすくなり、結果的に収量が上がるという好循環が生まれるのです。家庭菜園でオススメです。
●イエローとレッド姉妹品種すが、どうも、花の付き方、結実の仕方が違うようです。樹勢を見ながら、追肥のコントロールを変えてください。一律に同時ではいけないみたいです(私見ですがレッドがやや着果が多く早め、イエローがやや遅めのようです)。
●ピーマン一般についてはこちらをご覧ください。
【特性】
●果形はやや長めのベル型の赤ピーマン(パプリカ)で、果ぞろいがよい。果実の大きさは、120g前後で普通のパプリカよりやや小さめなものの、果肉が厚く、食味と日もち性がよい。
●熟果は濃い赤色で市場性が高い。完熟果の栄養価は高く、ビタミンCを豊富に含み、糖度は高く安定し甘みが強い。
●熟期は極早生。1番花の開花が早いだけでなく、2番花以降への開花の進みも早く初期多収になる。
●草姿は短節間・開張性でコンパクト。草勢は中程度、着果性にすぐれ栽培容易。
●PMMoVと疫病に耐病性。