一代交配 スーパーのびのび法連草
【店長より】
●種まき：春専用です。ただし、地域によって作型が異なりますので、下図を含め参考程度としてください。
《春まきの時期》暖地では1月頃より播種可能です（1〜2月はべたがけ・トンネルで適宜防寒をしてください）。一般的には露地で3月〜5月上旬が播種適期です。高冷地や雨よけ以外は、5月〜梅雨はトウ立ちや湿害の影響で非常に作りにくいので、避けた方が賢明です。
●坪あたり300〜500株なので、小袋（25ml）で約1坪弱、1dlで約3坪分を目安としてください。土地の条件・水分・天候などにより蒔く量を加減してください。
※当店で制作した説明書入りの袋でお届けいたします。
●現在ホウレンソウに求められている性質は(1)「ベト病抵抗性R7」、(2)「濃緑」、(3)「立葉」、(4)「結束のしやすさ」です。この品種はこれらを全て満たしています。
●ホウレンソウは寒さが好きな例外的な葉もの野菜です。逆に暑さや長日性が非常に苦手です。
●ミラージュと葉の形が違います。ずっしりした葉重型が特長です。春専用ではこちらを好まれる方が多そうです。
●最新の品種はブラッシング、薬品コートなど処理済みの品種が多く、浸漬処理はせずに種まきをしてください。
●一般についてはこちらをご覧ください。
【特性】
●抽苔は極く安定して遅く、暑さにも強い春〜夏まき用品種。
●べ卜病レース1〜7に抵抗性で、病気に強く作りやすい。
●草姿は半立性で、株張りと株揃いに優れ、葉折れも少ない。収穫しやすい増収・省力型品種。
●葉は丸葉であるが、葉先が尖り葉緑の巻きも少なく品質も良い。葉には光沢があり、葉幅の広い葉重型。
【栽培の要点】
(1)圃場は堆肥などの有機物を入れ土作りに努める。(2)抽苔性は遅い品種ではあるが、長日期の栽培ではいずれトウ立ちする。4月蒔は生育期間をできるだけ短くするため薄めに蒔き、間引き遅れないようにすること。(3)低温下の栽培では被覆資材等を活用し、良品収穫を心がける。