大葉しんぎく
【店長より】
《一斉発芽と潅水》
シュンギクは好光性種子なので、覆土を薄くするかもしくはしないこと。一斉発芽を促すため、播種前に潅水を十分に行い発芽がそろうまでは乾燥させないようにする。種まきの後の鎮圧とモミガラ、不織布を掛ける等が有効。発芽後の潅水は控えめにする。
《良品収穫》
冬〜早春に良品を収穫するためには被覆が有効です。
営利栽培ならハウス雨よけを。できない場合でも、不織布などの被覆資材を利用して保温を行うと生育を促進し良品が収穫できます。 ほうれん草としんぎくにはべたがけ被覆資材が安価で効果が高いのでお勧めです。
【特 長】
(1)耐暑・耐寒性にすぐれ、栽培容易で長期間収穫できる大葉種。
(2)葉は大葉で切れ込みが少なく、葉肉は厚くてやわらかで、香りと食味がよい。
(3)シュンギク特有のえぐみが少ない。
【栽培の要点】
●均一な土づくりと適度な潅水で、一斉発芽を心掛ける。
●条間20〜25cmで条まきし、本葉5枚までに株間15〜20cm間隔とする。
●肥料は元肥主体とするが、摘みとり栽培では収穫の度に追肥を行う。
●春まきは抽苔するので、早めに収穫する。
※新種は7月より順次入荷予定です。