タキイ交配 夢舞台 キャベツ
【店長より】
●種まき：8月まき年明け冬どりの寒玉種です。佐世保では8月上旬より9月初旬まで蒔けます。特にこの品種は寒玉系では草勢が強く、低温でもぐんぐん太るので、やや遅まきで威力を発揮します。早まき早どりは「彩音」がよいでしょう。また、8月の猛暑で種まきができなかった場合など安心して使える長所があります！つまり、播種期の融通がきくのがお勧めのポイント?です。
●寒玉としては非常に高品質です。これがこの品種のお勧めのポイント?です。
※春系、寒玉系、葉深系などキャベツの品種の大まかな使い分けはこちら。
※キャベツ一般についてはこちらをご覧ください。
※作型は断りがない限り関東以西の一般及び暖地について述べており参考にとどめてください。貴地の天候にあった栽培を行なってください。
【特長】
?萎黄病に対する耐病性が強く、低温下でも草勢が強く旺盛に生育するので、低温期の収穫に適応性が高い寒玉中晩生種。
?草姿は中立性で株張りは比較的大きい。外葉は濃緑色でやや大きく、低温期の玉の肥大性にすぐれる。
?玉はツヤのある鮮濃緑色。甲高扁円球で形状安定性にすぐれる。球内色も黄色味が強く、葉質はやわらかく甘味が強いので食味がよい。
?低温結球性と肥大性にすぐれ、裂球は遅い。特に晩抽性にすぐれ、芯伸びが遅いため形状の乱れが遅く、暖地の厳寒期収穫に適する。
【栽培の要点】
?草勢が強く吸肥力が強いので、大株・大玉になりやすい早まき栽培は避ける。元肥を控えた肥培管理を行うこと。追肥も3回程度に分施して収穫期まで安定した肥効を保つ。
?強勢だが、密植しても玉の肥大・玉ぞろいともによいので、栽植株数は畝幅130cm、株間30〜35cmの2条植えで、10a当たり4,200〜4,600株を標準とした密植栽培が適する。
?雨の多い秋季や台風の後など、根が傷んだ場合に発生が懸念される黒腐病や菌核病に対しては、適宜薬散を行ない防除に努める。
?《「彩音」と組合せた良質寒玉長期どり》品質、耐病性にすぐれた「彩音」の12月、3月どりと組合せ、暖地で1〜2月の厳寒期どりをねらうことにより、品質のよい寒玉キャベツが長期間収穫できる。
※育ち遅れの弱い苗は定植しないこと。
※2014/7/1より価格が改定されました。 新種は7月より順次入荷予定です。