サカタ交配 金春 キャベツ
【店長より】
●種まき
《夏まき》7月下旬〜8月。暖地では8月下旬まで蒔けます。金系201に似た春系の品種ですが、金系が秋まきをセールスポイントするのに比べ、金春は夏蒔きがお勧めです。
《秋まき》10月蒔き5月どりが可能です。秋まき極早生系に比べるとやや遅どりとなります。トウ立ちの関係で9月蒔きは避けた方が賢明です。また、遅どりを目的とするなら、初夏のかほり、YR春空、新若夏など腐敗や裂球に強い品種がありますのでこちらがお勧めです。
《春まき》可能ですが、佐世保など暖地ではお勧めしておりません。
●春系の美味しいキャベツです。(1)寒玉が主力の12月〜3月に生食向きの柔らかいキャベツを出荷でき、(2)差別化できることがこの品種の目的とするところだと思います。
●小袋一袋で100〜200粒入っていると思いますが、概算で苗約100本位だと思います。※1.3ml入ってます。
※春系、寒玉系、葉深系などキャベツの品種の大まかな使い分けはこちらをご覧ください
※キャベツ一般についてはこちらをご覧ください
※作型は断りがない限り関東以西の一般及び暖地について述べており参考にとどめてください。貴地の天候にあった栽培を行なってください。
※20ml以外は説明書入りのオリジナル小分け袋でお届けいたします。
【特性】
(1)暖地の年内〜早春どリ、また一般地の年内どりに最も適する。
(2)耐寒性は寒玉種には劣るが、早生キャベツよりやや強い。
(3)草姿、球、肉質ともに秋まき極早生種によく似ており、葉肉やわらかい。多汁で甘味に富み市場では早生キャベツとして好評。
(3)外葉は大きすぎないので4〜5月どリの春キャベツの間作もやりやすい。
(4)「金系201号」に比べて。草姿やや大型。葉色濃い。球はひとまわり大きく1.5kg前後となる。しまりよいが熟期はやや遅い。
【栽培の要点】
(1)暖地の早春どりでは健苗育成と若苗適期定植を心がける。
(2)一般地での年内どリでは、結球後の耐寒性は弱いので収穫は早めに行う。
※新種は7月上旬頃入荷いたします。2019年価格改定がありました。