タキイ交配 夏の翼 ダイコン
【店長より】
※H29秋以降青果の中でも大根の高値は特に異常だったのは皆様ご存知の通りでした。その中でこの夏の翼は特に成績が良かったという評価をいただいています。?やや早蒔きできること。?葉がコンパクトで強いこと。?意外に在圃性に優れていること。?薄青首で大きさがてごろなことなどが高評価の理由でした。
●高温化の栽培で問題になる病気に特に強いタキイの大根の決定版です。
「YRくらま」では割れる! 「YRてんぐ」では首の色が青すぎる。「耐病総太り」ではおそい・・・そんな時この品種がおススメです。当店で試作した限り、ス入りや形の乱れも少なく、在圃性もよいです。肌は極上で営利販売用には最適です。
●《種まき》やや涼しい畑での、8月中旬〜9月上旬蒔きの早やどり栽培が最も有利ですが、一般地の露地では9月上旬〜中旬蒔きがおススメです。ただし、作型はあくまで参考程度とし、貴地の天候に合わせて栽培してください。
●一ヶ所に3〜4粒まきとして、20ml袋で約6〜8坪分を目安に蒔いてください。土地の条件・水分・天候などにより蒔く量を加減してください。
※すべて当店で小分けした説明書入りの袋でお届けします。
※一般的な大根について詳しく書きましたのでこちらもご覧ください。
【特長】
(1)《耐暑性》軟腐病に強く、高温期に問題となる生理障害(黒芯症、裂根など)の発生が少ない。草姿は立性で風通しがよく、高温期の栽培に適する。
(2)《秀品率》肥大がゆっくりで抽根部が比較的短い品種。曲がり根の発生は少なく、そろいがよいので秀品率が高い。
(3)《品質》8月下旬まき栽培では播種後約60日で根長37cm、根径7.5cm程度によくそろう。青首鮮明で肌が美しい。肉質は緻密で歯切れよく、幅広い用途に適する。また、ス入りの発生が少ない。
【栽培の要点】
●《適期播種》中間・暖地の極端な早まきや遅まきは、根形が乱れる原因となるので避ける。また冷涼地の早まきは、抽苔の危険があるので避けること。
●《施肥量》全量元肥を基本とするが、生育に応じて間引きの後に追肥を行う。本種は肥効が弱いと肥大が鈍くなるため、収穫まで肥料が切れない施肥設計とする。
※従来の早まき秋蒔き大根に比べると「割れにくい!」「元肥をやや多め」が大きく違います
※栽培説明書はこちらです。
※ 新種は7月より順次入荷予定です。