戸矢かぶ

13116800
13116800

戸矢かぶ

(13116800)
戸矢かぶ 20ml
廃盤
¥548
戸矢かぶ 小袋(6ml)
廃盤
¥218

【店長より】
●長崎県北部、佐賀県西部で古くから栽培されてきた半白赤カブです。色は長崎赤カブより濃い赤紫色です。いわゆる産地特産野菜です。現在でも、正月のなますや漬け物に使われています。
●長崎県では戸矢かぶと共に長崎赤カブという特産的な赤カブがあります。色は長崎赤カブの方が鮮やかですが、ス入りの遅さでは戸矢かぶに軍配が上がる!というのが地元での一般的な評価です。
●F1の品種全盛のなか、しかも赤カブの在来種は非常に貴重だと思います。採種が困難になりつつあるなか、種の保全への努力が大切だと思い、販売を続けておりますが、いつまで販売できるか心配な品種です。長崎佐賀の方はもとより、全国の方に戸矢かぶのような貴重な品種があることを知っていただきたい気持ちでいっぱいです。
●あまり早蒔きは適しません。9月後半から10月にかけて播種すると12月頃よりちょうど良い収穫期となります。

※カブについてはこちら
※カブの栽培方法についてはこちらをご覧ください。

※2017/7/24 本年度の種子は採種条件の都合が悪く、入荷量が非常に少なく、かつ非常に発芽率が弱いです。したがいましてどうしても戸矢蕪が必要であるというお客様に限り、種子量増量という形で販売いたします。従いましてその旨ご了承の上、必ず、播種量を通常より多くしてさいばいくださいませ。詳細は種子袋内に説明書を入れておきます。

【特性】
●本種は佐賀県地方の原産。強健で耐病性強く、寒暖いずれの風土にも適し、長崎県内全域どこででも作りやすい品種です。
●根身は中型の球形で光沢があります。上部は紫色が濃く、下部は純白色の半白系赤蕪です。
●肉質は緻密で甘みに優れ、生食・煮物・漬物いずれにも好適です。

【栽培法】
●通常、水はけの良い場所を良く耕して、畝幅60cm位に2〜3条蒔きし、発芽後適宜間引いて株間10cm位にします。
●播種後約2ヶ月で収穫開始できますが、本種は長崎赤蕪よりス入りが遅いので遅くまで畑に置いておけます。