サカタ スナックえんどう (実も莢もOK)
【店長より】
●栽培は実とり豌豆と全く同じです。白花で全く、従来の実とり豌豆と区別できませんので、いろいろな品種を栽培される時は畑の何処に植えたかよく記憶しておかなければなりません。外観では全く区別がつかなくなるからです。
当たり前のことですが、播種後半年後、実とり豌豆をスナックと勘違いして硬かったとか、逆にスナックエンドウを実とりにして柔らかすぎて豆ご飯がまずかったなどという声をよく耳にします。
●甘くて美味しい、日本で最もポピュラーな「スナップ豌豆」です!「ク」ではなく「プ」であることにご注意!この辺の事情は私のブログを探して読んでみてください。
※エンドウ類は極端に連作を嫌います。また、初期の窒素はほとんど要りませんので、元肥を入れすぎないようにしましょう。また養分を生成するための光合成に強い光が不可欠です。十分日照量が確保できる畑に栽培することが何より上作の秘訣と言えます。
※ただし、開花、着果後、急激に水分と養分を必要とするようになります。このときが追肥の適期です。追肥が遅れるとウドンコ病の発生の原因となります。また、このとき畑の状態によっては灌水することにより、驚くほど、収量の増大につながります
※豌豆について全般的なことはこちらをご覧ください。
※栽培説明書はこちらです
【特 性】
●米国生まれの新しいタイプのえんどうで、青実を充分に太らせて、莢も厚肉でやわらかい。丸莢のまま利用して、甘味があり、独特の風味で大変おいい。
●北米の春まきで育成され、えんどう立枯病(Fusariumracel)に抵抗性をもつ。適応性が広く、作型図のように各地で栽培でき、収量が非常に多い。
●莢は背面にそった形で、100gで14〜15莢前後。すじあり。白花。
●つるありで、草丈は1.6〜2m以上に伸び、莢は中段から上段にかけて連続して着く。株元からの分枝は少ない。
【栽培の要点】
(1)酸性土、排水不良地、連作、強風のあたるところは避ける。
(2)秋まきは本葉2枚位の小苗で越冬させるよう遅まきし、株元をモミガラなどで防寒する。春まきはできるだけ早くまいた方が多収できる。