貴笹えんどう （絹莢）
【店長より】
●いわゆる絹莢エンドウですが、この品種の最大の特徴は背が低い極早生種であるということです。
佐世保など暖地では露地栽培でも8月中旬〜9月中旬蒔で年末から収穫可能です。
冬越しの際、茎を切り込めば、越冬し、来春もう一度収穫できます。（もちろん冬の天候次第です。）
●露地では矮性ですが、ハウスではかなり背が高くなります。
※エンドウ類は極端に連作を嫌います。また、初期の窒素はほとんど要りませんので、元肥を入れすぎないようにしましょう。
※年内どりの場合は残暑が厳しい時期に播種しなければなりません。高温下では発芽不良や立枯れが起きやすいので注意が必要です。
【特 性】
(1)「美笹腕豆」の姉妹品種で極早生白花矮性豌豆である。樹勢が強く特にウドンコ病に対し耐病性が強く、生育旺盛で暑さにも強く栽培し易い。
(2)樹性が強く耐寒耐暑、耐病性であるから平坦地秋蒔春積りをはじめ暖地夏蒔抑制栽培、高冷地春蒔栽培等巾広く栽培できる。
(3)莢は長さ7−8cm、幅1.8〜2cm、重さ39程度の中莢で揃いが良い。
(4)早蒔しても着花節臆は低く着発性も優れており、耐寒性にも強いから長期栽培に最適である。