改良中葉しんぎく (サラダしんぎく・みさか)
【店長より】
2018年秋より、中葉シュンギクは本種に一本化しました。理由は以下の通り「美味しくて、美しく、作りやすい」からです。
◆淡緑色のきれいなシュンギクでおいしい。葉型は大葉シュンギクに近い改良中葉系
◆香りがほのかでシュンギク特有のアクが少なく、サラダでもおいしい。「みさか」は中葉系ではこの特性が特に優れています!
◆多収性で、従来の品種に比べると石灰欠乏症(芯止まりなど)が出にくい
《一斉発芽と潅水》
シュンギクは好光性種子なので、覆土を薄くするかもしくはしないこと。一斉発芽を促すため、播種前に潅水を十分に行い発芽がそろうまでは乾燥させないようにする。種まきの後の鎮圧とモミガラ、不織布を掛ける等が有効。発芽後の潅水は控えめにする。
《良品収穫》
冬〜早春に良品を収穫するためには被覆が有効です。
営利栽培ならハウス雨よけを。できない場合でも、不織布などの被覆資材を利用して保温を行うと生育を促進し良品が収穫できます。 ほうれん草としんぎくにはべたがけ被覆資材が安価で効果が高いのでお勧めです。
※株どり、摘みとり、どちらも可能です。
【特 性】
●本種は従来の博多改良中葉2号を更に改良した極早生豊産種である。
●特に低温伸長性があり、揃い・収量、品質を改良した理想の中葉種で葉色は淡緑色で光沢が強い。やや大葉に近い中葉で強勢多収となる。
●草姿は旺盛で耐暑・耐寒性に強く、ハウスの抜きとり出荷には最高の特性を発揮する。
●耐病性は、芯枯病、炭ソ病、ベト病に強く作り易い。
※新種は6月より順次入荷予定です。