三池高菜 (大葉ちりめんタカナ)
【店長より】
●九州特産の高菜です。高菜にはたくさんの品種があって九州各地で特産的に各地で栽培されていますが、この三池縮緬(ちりめん)高菜があの高菜漬けとして広く使われている代表的な品種です。
●葉は濃緑色。葉面は細かいチリメン状となります。この品種は大きくなり冬が近づくと葉に赤いスジ模様が入るのが特徴です。
●耐寒性にすぐれた生育旺盛な多収種です。特に、他のアブラナ科菜類より抽苔が遅いので秋のやや遅まき、春のやや早蒔きに適応できます。
●茎葉は肉厚で、漬物として浅漬や本漬、あるいは煮食用に適します。大株どりは低温・霜で旨みが増します。一方小株どりは、(作型にはありませんが)他の菜類が作りにくい春から盛夏期にかけて「青高菜」として一夜漬け用途などに重宝します。からし菜由来のピリ辛の風味が大変美味です。
●通常の大株どりは下記参照。一方、小株どりはコマツナを栽培する要領で直播きします。その際、株間は15cm以下で十分です。
※漬け菜についてはこちらを、
※栽培説明書はこちらをご覧ください。
【特 性】
●耐寒性にすぐれた生育旺盛な多収種で、抽苔は遅い。
●葉は濃緑色。葉面は細かいチリメン状となる。
●茎葉は肉厚で、漬物として浅漬や本漬、あるいは煮食用に適する。
【栽培の要点】
●条まきして順次間引くか、移植に強いので、本葉5〜6枚時に120cm幅の畝に株間を40cmとって2条に定植する。(本高菜漬け用の大株仕立ての場合)
●施肥は元肥主体に施し、追肥はチッソ肥料を主体として、しっかりとした株に仕上げる。
※2014/7/1より価格が改定されました。 新種は7月より順次入荷予定です。