サカタ交配 クロノスほうれん草
【店長より】
●現在秋冬ほうれん草の市場を席巻しているサカタの濃緑R7抵抗性品種です。
※濃緑で、低温伸長性があり、栽培できる期間も広いです。濃緑葉重型は収量は上がるが味はイマイチと思っていた私ですが、実際に食べてみると、意外ですがおいしいです!
※9月下旬から2月下旬までの作型で、失敗の少ない濃緑系の定番種だと思います。
※M3万粒を当店で小分けしております。50mlで約3200粒/約5〜6坪分です。
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※栽培説明書はこちらをご覧ください。
【特 性】
(1)極濃緑、平滑な剣葉で、葉先がとがり、浅く欠刻が入ります。
(2)草姿は立性で、収穫調整しやすいです。
(3)耐寒性が強く、暖地なら無被覆の露地越冬栽培でも良品が収穫できます。
(4)耐湿性が強く、湿害による黄化が出にくいです。
(5)低温伸長性にもすぐれるため、温暖地や暖地の10月中旬〜12月中旬まき、寒冷地の9月中旬〜10月中旬まきに最も適しています。
(6)生育強健な豊産種であり、非常につくりやすく、初心者からベテランまでの万人向けの品種です。
【栽培の要点】
●べと病R−7が発生している産地では、「クロノス」の播種適期の前後に当たる初秋および早春まきには「ミラージュ」の使用をおすすめします。この品種は気温が高くても徒長が少なく、比較的じっくりと生育します。これによって初秋から早春にかけての作型を、べと病R−7に強い品種で通すことが可能になります。
●完熟堆肥の施用と深耕は、ホウレンソウづくりの基本です。連作障害を回避し、良品多収をめざすためにも、土づくりには普段から心がけてください。最近葉菜類の硝酸態窒素が問題視されているので、窒素肥料の過度の施用は禁物です。「クロノス」はもともと葉色が濃いですので、通常の施肥量でも十分濃くなります。
●条間15〜20cm、株間3〜5cmのスジまきとします。水田裏作や排水不良の畑では、高畝にしてください。
※2019年価格改定がありました。