タキイ交配 京波ピーマン
【店長より】
●種まき:露地栽培で、だいたい春1月〜4月頃が標準です。下図をご覧ください。3月以前の種まきは低温では発芽しにくいので発芽温度(地温)にご注意ください。地域によって作型が異なりますので、参考程度にしてください。
●健苗率は温度に影響されます。小袋(約50粒入り)で約25本程度の苗ができます。1000粒以外は当店で小分けした説明書入りの袋でお届けいたします。
●ピーマンは30度近い高温で良く発芽します。種を蒔くときは気温ではなく、地温を十分確保して蒔くことがポイントです。ナスやトマトや瓜類より長い約二ヶ月の育苗期間が必要です。
●本種は強いのですが、ピーマンを作るときはたばこを吸わないように!TMVに感染するといってタキイの農場時代に良く怒られました。
●タキイの他の品種に比べ苗が抜群に強く、節間も短く、作りやすいと思います。木の馬力があるので、秋遅くまで収量が落ちません。家庭菜園や直売所には最適だと思います。
※ピーマンについてはこちらもごらんください。
【特 長】
●果重は約30gで、シワの少ない中型ピーマン。●果色は特に濃緑でツヤがよく、アントシアンによる黒アザ果はほとんど発生しない。●尻はよくまとまり、果実の揃いがよくて秀品率が高い。●果肉はやや厚く、乾燥期の尻腐れに強い。●草姿は中程度の開張性。草勢が比較的強く、分枝力が旺盛で量産。●低温伸長性と耐暑性があり、TMV(タバコモザイクウイルス)、ToMV(トマトモザイクウイルス)と青枯病(B)に強くて栽培容易。
【栽培要点】
●1番花の完全開花苗を定植し、初期の着果を順調にすすめる。●元肥はやや少なめとし、追肥は収穫始めより定期的に施して肥料切れのないように注意する。