タキイ交配 黒陽(長ナス)
【店長より】
●種まき:露地栽培で、だいたい春1月〜4月頃が標準です。下図を参照ください
●健苗率は温度に影響されます。約60粒入り小袋で約40本の苗ができます。2000粒以外は当店で小分けした説明書入りの小袋でお届けいたします。
●ナスもピーマンと同じく30度近い高温で良く発芽します。気温では無く地温ですので温度管理に工夫すればたくさんの苗ができます。詳しくはこちらを。
●中長なすです。九州ではもっと長い庄屋や新長崎長を(本)長なすと呼びます。
●中長なすはこれで決まりという定番です。黒光りが衰えず、早生で豊産なのが特長ですが、枝がやや柔らかいので、強めの支柱やつり下げ誘引に適します。
【特 長】
●極早生で豊産の、長ナスの代表的品種。●果形は、太めの長ナスで、「長者」よりもやや短い。ヘタがやや大きくて、重量感があり、果ぞろいと秀品率が高い。●果色は濃い黒紫色でツヤがあり、夏ボケ果と石ナスが特に少ない。●長ナス品種群の中では、特に初期収量が多い。●草姿は中開性で、枝の太さは中程度。草勢は中強で作りやすい。
【栽培要点】
●開花直前〜開花始めが定植の適期で、努めて老化苗定植にならないようにする。●長期栽培では接ぎ木を原則とする。●収穫始めのころから追肥を遅れないように施す。●枝は中程度の太さのため、枝吊りを行うこと。