サカタ交配 瑞栄トマト
【店長より】
●種まき:露地栽培の作型で2月〜5月が標準です。詳細は下図を参照ください。低温では発芽しにくいので、3月以前の種まきは発芽温度(地温)に特にご注意ください。地域によって作型が異なりますので、参考程度にしてください。
●健苗率は温度や土壌に影響されます。 すべて当店で小分けした説明書入りの袋でお届けします。
●茄子、ピーマンほど高温長時間を要しませんが、20℃以上の地温を確保して種まきしましょう。播種の順番はピーマン>ナス>トマト>キュウリ>南瓜の順番です!詳しくはこちら。
●接ぎ木しないでも連作できると評判で、一世を風靡した品種です。青枯病に強く露地栽培での作りやすさは今でも実生トマトではNO.1だと思います。
●美味しいと何かと評判ですが、桃太郎シリーズは酸味に乏しいと思います。家庭菜園や直売所出荷では未熟果を出荷+追熟などといった従来のステップは踏みませんので桃太郎ほどの固さも必要ないのです。それより、完熟させた時の本種は昔ながらの濃厚な味がしてとても美味しいですよ。花の付き方も強いので管理も簡単です。今でも当店のオススメ種です。
※どうしたら良く実をつけるかなどはこちら、トマトについてはこちらをご覧ください。
【特 性】
(1)青枯病、半身萎ちょう病に耐病性で、萎ちょう病(R−1)、ネマトーダ(サツマネコブ)、TMV(Tm−28ホモ)、斑点病に抵抗性である。
(2)早生種で、草勢は強いが異常茎の発生は少ない。黒葉の中葉、シングル花房で花梗太く、着果、肥大性すぐれる。
(3)果形は豊円、腰高、花落ち部きわめて小さい中〜大玉(180〜200g)種。玉質かたく、完熟出荷もでき、グリーンゼリーの発生少なく、食味良好。
【栽培のポイント】
極端な高温やたん水などにより根に障害を受けた場合は、青枯病の耐病性が失なわれる恐れがあるので、排水をよくし、敷わら等をして地温の低下に努める。