ロメインレタス ロマリア
【店長より】
◆最近流行の「ロメインレタス」の代表種です。晩抽ロマリアやコスレタスなどありますが、9月以降、レタスが作りやすい冷涼期にはこの品種が最も作りやすいと思います。
一般平暖地では9月より3月上旬頃まで播種できます。アブラナ科と違いますので低温でトウ立ちしません。だから原理的に寒い時期が得意です。特に、一般の結球レタスや非結球系リーフレタスに比べ葉が厚いので寒さには強いです。
◆葉が厚い!シャキシャキすることが一般のレタスやリーフレタスとの大きな違いです。ですから、レタス=柔らかい葉=生食用=サラダなどと先入観を持っていると「硬い!」という食感に戸惑ってしまいます。
焼く、炒める、などの調理をすると非常に美味しく頂けます。また生でもシャキシャキ感を生かしたサラダには美味しいと思います。
意外ですが、柔らかくて美味しいロメインレタスなら、従来の「マノアレタス」の方が数段柔らかいのでこちらがオススメです。
レタスは種まき時期、蒔き方のコツをちょっと覚えておくと、驚くほど苗が簡単にでき、栽培も容易です。
※ぜひこちらをご覧下さい。
※栽培説明書はこちらです。
※コート専用種子です。
【特 長】
●幅広い作型に適する 草勢は中程度で晩抽性にすぐれます。結球性は年間を通して安定しています。冷涼地の初夏・秋どりや、中間・暖地の秋〜年内どり・春どりの幅広い作型に適します。
●形状が安定し食味良好 玉は照りのよい緑色で肥大は中程度。肋の形状は安定してねじれにくく、出荷時の荷傷みが少ないです。適期の結球葉は苦味が少なく食味は良好です。
●根腐病複合耐病性 高温期を中心に発生するレタス根腐病レース1と2に複合耐病性をもち、発生産地でも安心して栽培できます。
【栽培の要点】
●肥料は玉レタスより2割増程度多めが良いです。生育が早いので乾燥しないうちに早めに潅水してください。
●一般のレタス栽培と同じく、12月〜1月の冬どり栽培や3月どりなど低温期の栽培では、不織布などによるベタがけ栽培がオススメです。