春紅五寸(ニンジン)
【店長より】
●種まき:暖地では11月から、一般には年が明けてから2月までがトンネルなどの被覆栽培。3月以降が露地栽培の適期です。地域によって作型が異なります下図は参考程度にしてください。
●このニンジンは毛除生種です。1坪当たり約100〜200株ですので、20mlで約3坪分、小袋(10ml)で約1〜1.5坪分位が目安ですが、土地の条件・水分・天候などにより蒔く量を加減してください。やや多めに蒔いて間引きで調整してください。※すべて当店で小分けした説明書入りの袋でお届けします。
●F1ではありませんが、夏系の血を引いた色のいい春系ニンジンで春蒔き専用です。トウ立ちしにくく、作りやすく、色・形状で満足のいく品種で、安価でたっぷり蒔けますので、3月以降の無被覆露地栽培に最適です。従来の時無し系ニンジンの代替に最適で家庭菜園には超オススメの品種です。
●発芽を良くするために、発芽まで乾燥させないようにすることと、種をまいたら十分押さえておくようにします。
●元肥の量は土の保肥力に大きく依存します。黒く肥えた土はまだしも、赤くやせた土は元肥が多すぎると確実に根割れが発生します。肥料(特に窒素分)は追肥で補うようにしたほうが良品ができるようです。
●ニンジンについてはこちらを参考にしてください。
【特 性】
(1)春蒔種としては外皮、肉、芯部まで紅橙色が鮮やかであるのが最大の特長である。
(2)生育は早く100日位より順次収穫でき、早生タイプで根づまり、揃いがよい。
(3)耐寒性は勿論、耐病性も強く、栽培しやすい。
(4)極度の早蒔きは気候により抽苔することがあるので注意を要する。