サカタ交配 ずーっととれるキュウリ
【店長より】
●種まき:露地栽培では4〜8月が適期です。
●うどんこ病、べと病、褐斑病などの病気に強いきわめて作りやすいのが第一の特長です。
●草勢が非常に旺盛で、スタミナがあり、文字通り「ずーっと(長い期間)とれる」のが第二の特長です。
●果実の色は濃緑で、曲がりが少なく、収量も多く、食味は歯切れがよく甘みがあるのが第三の特長です。
●白いぼ系夏キュウリは主に側枝に多く着果しますが、この品種は20〜30%は主枝にも良く着果するので大変作りやすく豊産です。つまり家庭菜園には最適な品種です。
※草勢が強いので、収穫遅れや、追肥遅れにご注意ください。 胡瓜についてはこちらを
【特 性】
1.露地作型専用品種
2.主枝着果率は3〜5月播種で約30%、5〜8月播種で約20〜30%。
3.親づるは徒長しにくく、子づるは節間中程度。孫づる以上は節間中短で、順次発生。草勢旺盛で露地における耐候性は非常に強い。
4.果色は濃緑で、光沢がある。果実長は21〜22cm。
5.うどんこ病、べと病、褐斑病、ZYMVに対して耐候性をもつ。
6.食味は歯切れがよく、甘みがあり、果肉が硬くしっかりしている。
【整枝、摘葉のポイント】
子づるは基本的に下段1節、中段1〜2節、上段1節で摘みます。あまり生長点が小さいうちに摘まないようにしてください。1節で摘む場合は2.5節まで延ばしてから摘みます。勢いのよい生長点を必ず株あたり3〜4箇所残しながら摘むことで、根が順調に伸長します。孫づる以降は1〜3節で、草勢を見ながら摘みます。
繁茂して光が当たらなくなったり、果実が畝に着くようになった低段の子づるは切り戻しをします。
収穫も中期に差し掛かると、草勢がさらに旺盛になり、葉と葉が重なり合い光の通りが悪くなります。また、過繁茂になると風の通りも悪くなり、灰色かび病、菌核病などの発生があります。病気の葉はもちろん、黄色くなった葉、重なり合った葉を摘み取ります。