甲高赤玉葱
【店長より】
●種まき:9月下旬の播種をお勧めします。
●若苗で抵触した方が活着が良く分球の心配が少なくなります。
●元肥を主力とし、特に遅い追肥は良くありません。赤色の発色や「しまり」や味に影響するからです。
※小袋は5ml入りです。17mlで約800本の苗ができるでしょう。
※野菜の播種期などのデータはあくまで参考とし、くれぐれも貴地の気候に合わせて栽培してください。
【特長】
●良質でおいしい生食用の赤タマネギ。外皮は美しい赤紫色。内部の赤身も強く鮮やかです!
●玉は球重350g内外の腰高で、よく揃う。
●赤玉としては貯蔵性、輸送性にも優れる。
●生育旺盛で作りやすく、営利用、直売所、家庭用いずれにも向きます。
【中生系玉葱栽培のポイント】
◆《作型》
佐世保では、9月25日以降に種まき→11月中下旬定植→2月下旬止肥→5月下旬収穫(梅雨にかかりません)
◆《播種期》
遅めは問題ありませんが、早蒔きは厳禁です。→トウ立ち
◆《分球の原理》
ストレスを受けると発生しやすくなります。苗床、定植圃場どちらでも(乾燥、肥料切れ、少日照など)生育停滞がおきないように管理してください。
◆《トウ立ちの原理》
昨年成績が良かったから今年もOKという保証は全くありません。播種期が正常であっても、秋〜冬の天候に大きく左右されます。2月の厳寒期までの積算温度または越冬時の苗令が大きすぎる場合はトウ立の危険性がある!とご留意ください。
◆《トウ立ちさせないために》
(1)播種期を無理に早めないこと!
(2)苗床で太りすぎた場合は葉や根を切り、成長を遅らせます。(早生系の場合分球の原因となるので行ないません!)
(3)暖冬が予想されるときは、過剰施肥に注意し、マルチを剥ぎ、可能なら根切りをし、成長を抑制するようにする。