『タネ屋がこっそり教える野菜作りの極意』

11月に生まれて初めての「本」を出版いたしました

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11月2日、私「ガンコおやじ」が農文協より本を出版いたしました。
書名は『タネ屋がこっそり教える野菜作りの極意』です。著者は「市川啓一郎」です。市川種苗店を経営しており、このブログを書いている張本人です。収穫したばかりの大きくて赤い人参の表紙が目印です。かなり目立ちますので書店で間違えることはないと思います(笑)。

ブログやホームページに書いた小論文や、講演会で使ったパワーポイントが原点になっておりますが、一旦バラバラにし新たな見方で再構築しました。昨年末ぐらいから原稿を書き始め、絵をかき、グラフを書いたりして、老体の精魂は尽き果てた(笑)ように感じられます。
なかなか心の余裕がとれなかったのでブログを書くエネルギーが不足し、皆様にはご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。

本の内容は、そこまで言い切ってホントに大丈夫!?というくらいわかりやすく書きました。例えば、

《トマト》
・トマトは肥料ではなく乾燥することで甘くなる
・一段目の着果で全てが決まる。着果するまでは肥料をやるな(キッパリ!)堆肥はOK
・無肥料+未開花/若苗定植で、開花苗定植と同等の着果。裂果や石灰欠や青枯れが減少する。・・・・などです。

理論編と実践編という二部構成になっています。ほんとは三部構成になる予定でしたが、私の文章が堅苦しい!という理由で前半の理論編は文章主体からイラストを多めにとり入れてた内容になりました。ページを見開いただけで、野菜作りの極意が一瞬で理解できるように構成されております。大変読みやすく、ユニークな内容となっていると自負しており本書の最大の特長となっております。私の書いた原案より100倍位良くなった感じがします。また三部構成になる予定であったFAQを択し囲み記事として各所に挿入してあります。単なるハウツー本に終わらず、何回も膝を叩いていただけるように随所に工夫いたしました。

さて、
今回は、出版社である農文協様と担当の編集者N様のご好意で、このブログに本の内容をかなり詳しく公開してよいとの許可を頂いております。
赤い人参が表紙の「野菜作りの極意」をぜひお買い上げいただきますよう、心よりお願い申し上げます。

 

 

試し読みの目的で実際の内容をPDFでご覧になれます。